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なぜ今“数字”と向き合う必要があるのか

数字に向き合う経営が、企業を変える

企業経営をしていると、日々の業務に追われ、つい「数字」と向き合う時間を後回しにしてしまう。
売上はどうか。利益は出ているか。資金繰りは大丈夫か。
それらは頭では分かっているつもりでも、実際に紙や画面上の“数値”として把握している経営者は、決して多くありません。

しかし、この「数字との向き合い方」こそが、会社の未来を左右します。
私は、財務の視点から数多くの中小企業と関わり、数字を正しく把握し、活かしていくことで、会社の方向性や経営判断が変わる瞬間を何度も見てきました。

なぜ数字が重要なのか──資金繰りの“リアル”

会社の倒産理由としてよく挙げられるのが「赤字」ですが、実際の現場では「黒字倒産」が少なくありません。
これは、利益は出ていても、手元に現金が足りず、支払いができなくなってしまうケースです。

つまり、重要なのは「利益」だけではなく、「現金の動き」=資金繰りなのです。

資金繰りを適切に管理できていないと、
・売上が好調でも支払いに困る
・納税の時期に現金が足りない
・人件費が払えず従業員が離れてしまう
といった状況に陥ります。

数字に強い経営とは、単に帳簿を見て終わることではありません。
数字を“見える化”し、未来の判断材料として使える形にすることこそが、私たち財務顧問の役割だと考えています。

弊所が提供するのは、「数字の翻訳」と「財務の伴走」

行政書士と聞くと、許認可や契約書のイメージが強いかもしれません。
しかし、吉村行政書士事務所では、「財務顧問」という独自のサービスを展開しています。

・記帳代行により日々の経理業務を可視化
・資金繰表によるキャッシュの動きを管理
・金融機関や公的支援制度の活用による資金調達支援
・事業計画の策定と実行支援

中でも特徴的なのは、「財務の翻訳家」として数字の意味をわかりやすく伝えること
数字が苦手な経営者こそ、弊所のサポートによって「経営の見え方」が変わるはずです。

最後に──“ともに走る”支援者として

私は、経営の正解を上から指導する存在ではなく、ともに悩み、ともに答えを探すパートナーでありたいと思っています。

経営者が孤独にならないように。
数字に不安を感じないように。
そして、次の一手が見えるように。

このブログでは、実際の現場から見えてくる財務や経営のヒントを、定期的に発信していきます。
どうぞ今後とも、よろしくお願いいたします。

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